サーバ設定備忘録 その6

最近学んでいるサーバの設定。
ここ数日はメールサーバを構築していた。
課題だった問題がようやく解決したので、それを備忘録として書き記そうと思う。

まず、問題点を整理すると、
ローカルからコマンドでローカルに送ると問題なく出来る。
外部からローカルへの送信も問題ない。
メーラーを使ってメールボックスにアクセすることも出来る。
メーラーを使って外部から送信サーバにアクセスできなかったのだが、認証しない設定にしたら出来た。
認証できるように証明書を取得して暗号化通信をするように設定したら、メーラーを使ってローカルには送信できた。

しかし、ローカルから外部に向けての送信が出来なかった。

この問題はOP25B(Outbound port 25 Blocking)対策が原因のようで、送信サーバが外部に向けてメールを送っても、ここ何年かの動きでは外部のサーバは25番ポートを閉じているから相手のサーバが受け付けてくれない。

ログを見ると
postfix/smtp[22532]: connect to mfsmax.docomo.ne.jp[203.138.181.240]:25: Connection timed out
となって、25番ポートにアクセスしているのが分かり、それがタイムアウトとなっている。

OP25B対策を解決するために、587番ポートを使って認証を行って外部の送信サーバに転送すれば良いと書かれている記述を見た。
relayhost = [smtp.gmail.com]:587
と記述して、gmailに587番ポートを使って認証する設定なのだが、どうも上手く行かない。
認証エラーという返事が返ってくる。

何が悪いのか?不明だったのだが、色々と情報を漁っていると、ぷららのOP25B対策における設定方法にたどり着いた。

すると、
具体例3:ぷららの動的IPアドレス上で、DDNS等を利用して独自にメールサーバー運用されているお客さま。
ぷららで用意いたしました「Rate Base Spam Control」を行う中継サーバー経由するように設定変更を行ってください。
中継サーバー:mmr.plala.or.jp
って記述にたどり着いた。

私はこの具体例3に当てはまるので早速設定を変更
relayhost = [mmr.plala.or.jp]
と記述を変更したら、無事、外部へのメールが送信できるようになったよ。
ちなみに具体例1や具体例2の場合、587番ポートを使った設定にするようにと書かれていた。

Webサーバの構築
PHPを使えるように設定。
CGIを使えるように設定。
SSLを有効にする設定。
WordPressの構築
に引き続いて、メールサーバが送受信共に出来るようになったよ。

色々と難しかったが勉強になったよ。

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